「夜のプロトコル」とは

  • 毎回、ゲスト講師を招きひとつの研究テーマについて語り合う形式のトークイベント。定期的に開催していく予定。
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2009年6月11日 (木)

明日のイベントの入場料について

明日のイベントの入場料を発表し忘れておりました。
イベント入場料は、2000円(1ドリンク付き)になります。

また、イベント終了後に懇親会を開きます。

そちらにも参加される方は、別途フード代2000円をいただきます。
ご了承ください。

イベント前日の夜遅くになり、申し訳ありません(メールでも同じ内容をお送りしました)。

また、明日の場所は高円寺マーブルトロンカフェ2FのマーブルカフェSALONになります。
JR高円寺駅から徒歩役10分。丸ノ内線 新高円寺駅より徒歩3分です。
入り口が、表のカフェの入り口とは別に、一本裏の路地が入り口になりますので、ご注意ください。

それでは、スタッフ一同楽しみにしております。

【日時】6月12日(金) open 18:30 start 19:00
【場所】高円寺「SALON by マーブルトロン」(マーブルトロンカフェ2F) 〒166-0003東京都杉並区高円寺南 2-14-2 2F TEL:(オフィス)03-5377-1300  (店舗)03-5934-8106 http://www.marbleweb.net/salon/
【予約方法】 この下の予約フォームにて。何か質問などありましたら事務局宛にメールをください。事務局アドレス=yorutoko@gmail.com

http://maps.google.co.jp/maps?lr=lang_ja&oe=utf-8&client=firefox-a&q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%9D%89%E4%B8%A6%E5%8C%BA%E9%AB%98%E5%86%86%E5%AF%BA%E5%8D%97+2-14-2&ie=UTF8&split=0&gl=jp&ei=0QcxSomOAs2JkQW_ibHiBw&ll=35.699216,139.653611&spn=0.008591,0.02223&z=16&iwloc=A&layer=c&cbll=35.69915,139.649345&panoid=C9YIodrXwXv7WefjGoMIEQ&cbp=12,85.23,,0,5

2009年6月10日 (水)

NO_03「「現代漫才論序説 ~M-1から見る漫才の現在形」サンキュータツオ×大山くまお 告知

旧聞に属しますが、07年のM-1グランプリと漫才の最新型についてサンキュータツオさんがご自身のブログに書いた文章を再録いたします。

今回まったく同じ話になるというわけでもありませんし、イベント参加予定の方は必ずこの文章を読んで予習してきてほしいというわけでもありませんが、一つの「お笑い」や「漫才」に対するアプローチの例として読んでいただければいいかと思います。

でも、面白いですよ!(大山くまお)

 


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2009年5月25日 (月)

NO_03「「現代漫才論序説 ~M-1から見る漫才の現在形」サンキュータツオ×大山くまお

■夜のプロトコル・アカデミー:講座03回
「現代漫才論序説 ~M-1から見る漫才の現在形」サンキュータツオ×大山くまお

《概略》
すでに一大コンテンツとなり、メディアを席巻し続ける「お笑い」の世界。その嚆矢であり、ビッグバンともいえる「M-1グランプリ」を通して漫才の現代形を考察します。インタビューや感想文ばかりで、映画、音楽、演劇など他ジャンルに比べても脆弱な「お笑い」についての本格評論の試みです(大山くまお)。

《レジュメ》
●「M-1グランプリ」が漫才に与えた影響とは?
●“M-1のフィギュアスケート化”とは何か?
●なぜNON-STYLEが評価されるようになったのか?
●なぜオードリー、ナイツのほうが人気者になったのか?
●M-1優勝の条件“手数”とは何か?
●歴代優勝者から見る、勝者の傾向とは?
●おぎやはぎ、笑い飯、千鳥……決勝負け組たちが示す番組のメッセージとは?
●「オンエアバトル」「エンタの神様」「レッドカーペット」それぞれの“狙い”とは? …etc

【日時】6月12日(金) open 18:30 start 19:00
【場所】高円寺「SALON by マーブルトロン」(マーブルトロンカフェ2F) 〒166-0003東京都杉並区高円寺南 2-14-2 2F TEL:(オフィス)03-5377-1300  (店舗)03-5934-8106 http://www.marbleweb.net/salon/
【予約方法】 この下の予約フォームにて。何か質問などありましたら事務局宛にメールをください。事務局アドレス=yorutoko@gmail.com

サンキュータツオ
芸人・米粒写経(オフィス北野所属) 2009年、早稲田大学大学院 文学研究科 日本語日本文化専攻 博士後期課程 単位取得満期退学 現、一橋大学非常勤講師 専門:表現論・文体論・笑い
『サンキュータツオ教授の優雅な生活』


大山くまお
フリーライター、編集者。『サイゾー』『ダ・ヴィンチ』『東京新聞』などで執筆中。 初の自著『名言力』(ソフトバンク新書/6月15日発売)を当日会場にて先行発売いたします。
『くまお白書』

2009年4月14日 (火)

「何が彼女をそうさせたか ~明治大正昭和 不良少女と少女ギャング団の時代~」 告知用対談その2

前回の続きで、ゲストの毛利眞人氏と不良少女や大正~昭和初期の時代と当時の人々の意識について話しています。

イベントの予約はこちらから→「NO_02「何が彼女をそうさせたか ~明治大正昭和 不良少女と少女ギャング団の時代~」

hirayama=平山亜佐子 mori=毛利眞人氏

■不良化少女の末路

mori: 映画やレヴューの華やかな世界に憧れて飛び込んだ少女は多いんじゃないかと
思う。でも現実問題としてスターになれるのは一握りで、ワンサガール※1やその他
大勢に留まる女優志願者がほとんどだったわけで。そういう女優やレヴューガールを
テーマにした歌は、下積みの子を書いたのが圧倒的に多い。
hirayama: スターになれなかった子はどうなるんだろ
hirayama: ある程度までいくと諦めて家庭に入るのかな
mori: 家庭に入れるのはしあわせな方じゃない? ダンスホールのダンサーもだけど。
hirayama: じゃあ、不幸な子は?
mori: 新聞記事見てると、心中に巻き込まれたり、自殺したり
hirayama: ああー…。女優やダンサー目指して女給とかしてる子もいるから、つまん
ないバーテンとくっついて一旗上げに満州へ…とか
mori: 寒中に暖をとろうとして衣装に火がついて焼死したような子もいる
hirayama: ええー悲惨
mori: つなんない男にひっかかっててのもあるだろうねー。筑波雪子みたいにエロ写
真ばらまかれたり・・・
hirayama: 相手は失うものもないからやることがエグイね

■副業が売春

mori: なので、たとえば浅草のレヴューのワンサガールでは副業に売春をしていた
という子も
hirayama: 売春は丸の内のタイピストにもあったくらいだからなあ
mori: タイピストがねえ!
hirayama: まあ、もとは女性の給料が男性に対してあまりに低いからなんだけど
mori: うん
hirayama: だからって一足飛びに売春って…
mori: 飛ぶよねー。レヴューなんかは幕内の世界だから、余計多かったんではないか
と思う。でも、丸ビルの方がギャップがあって驚くな
hirayama: 実際どうなんだろうねえ
mori: 実際以上に煽ってるとか?
hirayama: まあ、なんだろう、当時の本って事実なのかポエムなのかよくわかんない
ようなのがあってw
mori: あるあるww
hirayama: モヒ※2でもやって書いたのか? みたいなw
mori: 語り手の物語がかなり入ってる場合、あるね
hirayama: そうそう
hirayama: だから「モダン・千夜一夜」※3に載ってる、丸ビルのトイレに毎月落ち
てる使用済みコンドームが100とか200とかいうのは眉唾だけ
mori: 毎月かあ。どんだけトイレでやってんだw
hirayama: うん、それはちょっと言い過ぎっぽいけど
hirayama: 丸ビルで開業してた靴磨きのおじさんが売春斡旋してて捕まったらしいし、
事実無根ではないと思う
mori: 靴磨きってとこがいいねw
hirayama: そうそうw フリーな感じで
mori: うまいところに目をつけたと思う。
mori: 新聞記事でも物語入ってたり齟齬があるから信用できないー
hirayama: 新聞記事も事実とは限らないw あれも味の一種で好きだけどねー
mori: うん! 記事をつき合わせていると見えてくるものがあるよね
hirayama: うん
mori: 記事そのものも味がある。記者の偏見とか物語とか
hirayama: 大衆の望む方向性とか
mori: 新聞によっても色合いが違うしね

■商業主義的「実話」


mori: 送った本※4の後半なんか、ほとんど物語じゃん? それがまた面白いの。伏字
なんかあるけど、想像つくし
hirayama: 見て来たように書くからねw
mori: あれ、どうなんだろ。著者は不良少年ものの権威っぽく書いてなかったっけ?
hirayama: 東京少年審判所長ですぜ
mori: 権威じゃんwww
hirayama: うん、だから事件は一応あるんだと思うのよ
hirayama: さすがに0からねつ造はね。でも、見て来たように尾ひれをつけてるww
mori: そうそうwww語り口が豊かだよね
hirayama: 菊池寛なんかも「実話」を流行らせたけど
hirayama: あれも実際にあった話というより、そういうジャンルってだけ
mori: 本の後半のほうだけど、少女がいとも簡単に男に騙されたり、子供をこしらえ
てしまったり、男の言い訳にすんなりと従っていたりする
hirayama: うんうん
mori: あんなに素直だったとしたら、なんともいじらしいね。てそんだけだけど。
hirayama: あの時代の女性って変に従順だったり変に過激でよくわかんないんだよね
mori: わかんない。少女はひたすら純情というか初心。
mori: 菊池がそういうのはやらした素地には、考現学とか関係ないのかしら。リアル
に自分の生きている時代を知ろうという動き。
hirayama: 考現学的な視点なんだろうね
hirayama: でも、売らんかなだからね
mori: 戦前はいまと変わらないくらいえげつない商業主義ということで
hirayama: そうそう
mori: いまとちがって、真実かどうか究明しようという動きも少ないわけでしょ。一
度活字になったら。
hirayama: そうね

■虚実ないまぜの悦楽


hirayama: フィクションとノンフィクションをごっちゃにしてはいけないけど
hirayama: わたしとしては、そんなフィクションを生んだ時代という意味でも興味深
いわけで
mori: だよね。そんなまぎらわしいフィクションを生んだのもその時代の流行であ
空気だったわけで。
hirayama: イメージと現実の錯綜というかモンタージュ的な
mori: モンタージュ的な、ていうのはいい表現だと思う。
hirayama: コラージュ、モンタージュ、流行ったものね
mori: うん!
hirayama: そんな気分だったんだとおもうんだよね
mori: 虚虚実実のないまぜになったところがあるね。曖昧許していて。
hirayama: むしろ「現実」ってなんなんだ、という
mori: 今から見ると、靄のかかったところがある。
hirayama: フィクションとノンフィクションがないまぜになった時代
hirayama: 意識的にないまぜにした、と
mori: それが何故かまで知りたいところだね。
hirayama: 逃避ってことはあるよね
mori: 事実物語に逃げざるをえなかったということ?
hirayama: 逃げるというと後ろ向きだけど実験でもあるんじゃない
hirayama: 肉体への関心というのもあったでしょう、潜在意識、心理学…幻覚剤も流
行ったし、意識や感覚の実験もあると思うな
mori: まずエロがあるし、変態心理から心理学に進捗するし、ああクスリも。
mori: なんかさ、より刺激的な方向へ刺激的な方向へと求めて実話に走った的な気も
するけど。
hirayama: 今のケータイ小説も「本当にあった話」というのが最大の引きになるらし
いし
hirayama: 世の中が退廃すると実話を求めるのかw
pierre_brillante: それはもう菊池寛だったらそうするだろうし、そういおうと思っ
てた。ケータイ小説とか2ちゃんの体験ものとか。
hirayama: うんうん 半分は釣りだがなw
mori: 読み手にとってはそれが実話かどうかは本当はどうでもよかったりして。
hirayama: そうそう、「実話」という名のファンタジー
hirayama: だから我々はフィクションもノンフィクションも同じように愛します、と
mori: そうだそうだ。
hirayama: それは消極的な意味ではなく、むしろ積極的に
mori: 調査の手を拒んで守るべき実話だね
hirayama: おお、いいね
mori: そこにあるのは、亜佐子さんのいったファンタジーでしょうねー

イベントの予約はこちらから→「NO_02「何が彼女をそうさせたか ~明治大正昭和 不良少女と少女ギャング団の時代~」

※1 ワンサガール
映画やレヴューに於ける大部屋女優の意味。『モダン用語辞典』実業之日本社、1930
(昭和5)年 には「一説にワンス・ア・ガール(Once a girl)から転化したものだ
と云う」とある。

※2 モヒ
モルヒネ(morphine)のこと。鎮痛・鎮静薬で依存性が強い麻薬の一種。

※3「「丸ビルに於けるW・C掃除夫人の統計によると、所謂島氏の亜米利加の素足の
中に出て来る『雨外套』いとも強靭なる『雨外套』の発見さるるもの夥しく、一月、
五五八(ボーナス時代)二月、二一六(ノーマネー時代)三月、四三二(やや有福に)
四月、五一二(春期発動期)五月、六四九(新緑の候)六月、五一六(少し下落して)
七月、四一六(暑ぐるしくて)八月、二五〇(暑中休暇)九月、三八五(残暑)十月、
四二三(漸次回復)十一月、四八〇(活動季に入る)十二月、四一五(年末多忙時代)
」。(『モダン・千夜一夜』田中直樹著 チップ・トップ書店、1931[昭和6]年よ
り)「雨外套」とはコンドームのこと。

※4 送った本
毛利氏が平山に贈った『防犯科学全集第7巻少年少女犯篇』鈴木賀一郎著 中央公論
社、1935(昭和10)年 のこと。

2009年4月 4日 (土)

「何が彼女をそうさせたか ~明治大正昭和 不良少女と少女ギャング団の時代~」 告知用対談その1

トークショウに先だって、ゲストの毛利眞人氏と今回のテーマである不良少女や大正~昭和初期の人々の意識や感覚についてオンラインで話してみました。
夜中の与太話ですが、ちょっと出し。

イベントの予約はこちらから→「NO_02「何が彼女をそうさせたか ~明治大正昭和 不良少女と少女ギャング団の時代~」

hirayama=平山亜佐子 mori=毛利眞人氏


■不良記者と不良少女の化かし合い?

hirayama:あの頃の女性って、なんですぐ世の中とか男性全般に復讐しようとして
「あえて」落ちぶれて、さらに世を呪うんだろうw
mori:大正期に育った人って、昭和に入って刹那的になってるんじゃないかなあ。歌
にそういうのが現われてないかなあと思うんだけど、どうだろ?
mori:そう、その復讐てやつもね。
hirayama:そう思います。大正はなんだかんだいって明るいけど、昭和に入るとヤケ
になってるっぽい。エロサービスもひどいしw
mori:うんうん、むちゃくちゃ。すてばち。で、あんまり頭使ってないというか成り
行きに流されるというか。
hirayama:そうそう。先が見えないから考えても仕方ないって感じで
mori:でも、冷めてもいるんだよね。
hirayama:冷めてますねー
mori:すごく冷めてて、どうせ~なんだから的に厭世観が蔓延してる。それも歌の歌
詞に反映してるなー
hirayama:確かに
hirayama:毛利さんだったかが「少女地獄」※1かな、ああいう作品ってあながちフィ
クションでもないのかなっていう話してましたよね
mori:少女地獄の世界はあの時代の現実にあっても、まったくおかしくないですもん。
…そういう話したっけな?
hirayama:毛利さんとした気がする
mori:あ、じゃこないだかしら。夢野の話をしたようなー
hirayama:まるでこの地球に恐竜がいたのがにわかに信じられないような
mori:うんうん
hirayama:それくらいの感覚で、ああいう不良少女とか少女売春みたいな存在ってあっ
て、それがわたしは新鮮でしたよ
mori: そうだよね! それからあの当時でそれをみごとに描いたのが「紅団」※2じゃ
ない? あれは少女たちのあこがれを間違いなく書きたてたよ!
hirayama:そうそう、紅団。でもあれ、川端はまったく取材してないって書いてたね
※3
mori:いや、川端はメモ魔でね、細かい事柄を沢山メモしてあれを書いたっていうよ。
でもそれはウソなのかな。もしウソなら考現学関係の人間と関わっていたのかもしれ
ない
mori:あの時代の不良少女の存在感て、なんだろうねえ。中二的なものとはちがうか
hirayama:うーん、思春期特有のものではあるだろうけど
hirayama:一時期、ガングロとかが「今しかできないし」とかいってたけどそれに近
い気もする、期間限定の放蕩みたいな
hirayama:もちろん、浮浪児は別だけど、ちゃんと家があるのに不良になった子ね
hirayama:期間限定のつもりが、時代も変わって環境も変わって抜けるに抜けられな
いとか
mori:実は少女たちにも現実の生活があって、そこから不良になっていったみたいな
mori:けっこう普通の家からってあるよね
hirayama:「近頃の不良は首魁が美人の女性」みたいな記事とかあって
hirayama:昭和には美人でちょっといいとこの子っぽい方がもてはやされたらしい
mori:あっ、それはある。上流にも不良多かったね。
hirayama:当時の不良ってある意味、高等遊民なんだよね
mori:で、上流でなんかことを起こすと新聞記事を金で差し止めるw
hirayama:  そうそうw
mori:あれは新聞屋の副業としてかなりもうかったらしい。クオリティーペーパーが
だよ
hirayama:そんな副業がw
mori:不良記者がぎょうさん居たからwww
hirayama:当時の新聞のモラルも興味あるよー
mori:今より庶民的といえば庶民的だよねー。いわなくてもいいこといってたりw
hirayama:一般人の家に突撃ルポするわ、嘘書くわ、フルネームと親の職業書くわw
mori:そう、めっちゃくちゃ
hirayama:しかも訂正記事では謝らない。先方の抗議文を載せるだけw
hirayama:あれって、やっぱりエリート意識あったのかな、それとも草創期でわけの
わかんない人が紛れ込めた?
mori: ただ単にバリューとして面白い方を乗せただけだと思う。
hirayama:そっかw 確かに「間違えたけどおもしろいからママイキでw」って記事あっ
たわ
mori:むしろ記者のコンプレックスからきてるのかも。
hirayama:成金や華族を叩いて庶民の味方、みたいな
mori:うん、ひでーのがある。後追い記事がなかったりして、調べる方は困るんだよ

mori:そうそう! 連載が途中で終ってるし。読者おいてけぼりすぎだったわ…
mori:当時の新聞は、かなり恣意的だったんすよ。そこで不良少女も報道された。

■不良女優もお忘れなく

hirayama:不良っぽい女優はいても、不良あがりはいない
mori:まあ不良上がりはいるけどね。
hirayama:筑波雪子?w
mori:筑波はモロ女優になっても不良だったしね
mori:ええとね、谷崎の痴人の愛のモデルも上流の不良あがりで女優になった、葉山

hirayama:葉山三千子?
mori:ああそうそう! 死亡記事が取ってあった
mori:男は多いよ。軽演劇は浅草だから、やさぐれが多くて。
hirayama:あと、元ダンサーいたね、マキノ次男の奥さんになった
mori:いたいた
hirayama:星玲子
mori:星玲子か!
mori:酒飲んでるから名前出てこねえ。ていうか記憶力落ちてんだ。でもダンサーで
も一流どころは不良でもないよ!
hirayama:そうだね、確かに。売れっ子だもん
mori:フロリダとか帝都ダンスホールとかシャンクレールのダンサーならまず一流。
銀座会館はダンサーはそこそこだけどヤクザが多くて困ったっていうね。銀座なのに
ね。
hirayama:銀座も裏通りにびっしりだもん
mori:うん、いかがわしいバーとかねー
hirayama:当時の女優が不良上がりとかびっくりだよね

■七千万総不良化時代!?

hirayama:不良女優に不良記者って、なんだか昭和初期は不良の時代? 少女だけじゃ
ないじゃん、と。不良女給もいたし
mori:たしかにwwww
hirayama:不良文士もいそうだ
hirayama:一億総不良化時代?w
mori:だねえ。当時は一億も人口なかったけど、
hirayama:そうそうw
mori:昭和17,8年あたりで七千万とか、そんなではなかったかな?
mori:新聞記事みるとのけぞるような事件がてんこ盛り
hirayama:うん、まあ今だって後からみたらそう見えるかもしれないけどね
hirayama:学校裏サイトに闇サイト、オレオレ詐欺に通り魔事件、みたいなw
mori:後から振り返ったらというか冷静に見たらなんというとんでもない時代かと。
でもその当時は、それが普通だったんだよね。
mori:通り魔とか、あと猟奇事件が異常に多いよね。
hirayama:多い。でも、メディアが好んで書くから感化された人もいた気がする。今
の通り魔とかもそうじゃない?
mori: 影響てことだと、昔は、小説や映画が大きかったんじゃないかと思うな。

《つづく…》

イベントの予約はこちらから→「NO_02「何が彼女をそうさせたか ~明治大正昭和 不良少女と少女ギャング団の時代~」

※1「少女地獄」夢野久作著 黒白書房、1936(昭和11)年3月
http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card935.html

※2『浅草紅団』川端康成著 先進社 1930年(昭和5)年
昭和はじめの浅草を舞台にした川端康成の都市小説。不良集団「
浅草紅団」の女首領・
弓子に案内されつつ、“私”は浅草の路地に生きる人々の歓び哀感を探訪する。カジ
ノ・フォウリイの出し物と踊子達。浮浪者と娼婦。関東大震災以降の変貌する都会風
俗と、昭和恐慌の影さす終末的な不安と喧騒の世情をルポルタージュ風に描出した昭
和モダニズム文学の名篇。続篇「浅草祭」もある。(「BOOK」データベースより)

※3《しかし、「浅草紅団」は全く架空の物語である。モデルは一人もいない。浅草
紅団、浅草紫団、浅草赤帯会、黒帯会などといふ不良少年団の名称も私の仮作である。
(中略)もし強ひてモデルをもとめるとすれば、佐藤八郎氏、添田唖蝉坊氏、石角春
之助氏などの浅草の本、また不良少年研究家たちの本であらうか。それらの本のとこ
ろどころを拾ひ、つなぎ合せた部分もあるが、それらの本から浅草の雰囲気を与へら
れた恩恵は非常なものである。》(「『浅草紅団』について」)

2009年3月30日 (月)

NO_02「何が彼女をそうさせたか ~明治大正昭和 不良少女と少女ギャング団の時代~」 平山亜佐子

Kokuchi_02

■夜のプロトコル・アカデミー:講座02回
「何が彼女をそうさせたか ~明治大正昭和 不良少女と少女ギャング団の時代~」
平山亜佐子

《概略》
およそ100年前の明治の時代から、堕落書生を成敗したり、男装して女友達と貸座敷
にしけこんだりする過激な少女たちがいたことは、意外に知られていません。そうし
た少女たちやその集団は、明治時代には「莫連女(ばくれんおんな)」や「悪少女団」
と呼ばれ、大正時代には「不良少女」「不良少女団」、昭和初期には「モガ」「少女
ギャング団」と呼称が変遷し、時代とともにその中身も変わってきました。今回は新
聞記事を参照する第一部と、当時の音源を聞きながら解説する第二部の二部構成に仕
立て、立体的に展開します。

《第一部》 新聞を騒がす不良少女たち 聞き手:神田ぱん氏
藤原書店主催の河上肇賞奨励賞をいただいた未発表原稿「明治大正昭和 莫連女と少
女ギャング団」をもとに、 明治、大正、昭和初期、それぞれの時代を象徴するよう
な事件をとりあげ、当人画像を含む新聞記事を参照し、ときにツッコミ、ときに笑い
ながら、世相や風俗を解説していきます。未発表原稿なので本にならない場合はここ
でしか聞けません、ぜひ!

《第二部》 何が彼女をそうさせたか ゲスト:毛利眞人氏
音楽史家でSPレコードコレクターでもある大阪在住の毛利眞人氏所蔵のSPレコード音
源を流しながら、大正から昭和初期にかけて花開いたカフェーやジャズ、レヴューな
ど当時の文化を中心に、社会的・歴史的背景について語り合います。

【日時】4月17日(金) open 18:30 start 19:00
【会場】千駄ケ谷「Loop-Line」
渋谷区千駄ヶ谷1-21-6 第3越智会計ビル B1
http://www.loop-line.jp/access.html
JR 千駄ケ谷駅より徒歩6分
【料金】2000円(1drink付)
・イベント後のパーティを予定しています(会費別途)
・定員は約50名を越えた場合、立見になる場合もあります。ご了承ください。
【予約】この下の予約フォームにて。質問は事務局宛にメールをください。
事務局アドレス=yorutoko@gmail.com


平山亜佐子
1970年生まれ、東京在住。エディトリアル・デザインのかたわら、文筆活動や音楽活
動などを行なう。雑誌「ユリイカ」(青土社)の「文化系女子カタログ」特集号や
「戦後日本のジャズ文化」特集号に寄稿。共著に『SNSの研究』(翔泳社、2007)、
単著に『20世紀 破天荒セレブ ありえないほど楽しい女の人生カタログ』(国書刊
行会、2008)がある。「明治大正昭和 莫連女と少女ギャング団」で藤原書店主催の
河上肇賞奨励賞を受賞。歌のユニット2525(にっこにこ)稼業所属。
http://d.hatena.ne.jp/achaco/

神田ぱん
1963年生まれ、東京在住。町歩き系フリーライター。三児の母。雑誌「散歩の達人」
「コンパス時刻表」(交通新聞社)などで活躍。ミニコミ「車掌」(内容は非鉄)の
営業部員という顔も持つ。共著書に「鉄子の部屋」(交通新聞社刊、2007)。
http://www.sepia.dti.ne.jp/syashou/anpan/

毛利眞人
1972年生まれ、大阪市在住。音楽ライター、日本近代音楽史家、SPレコード蒐集家。
執筆、ラジオ原稿、CD復刻、レコードコンサート、音楽に関わるイヴェントのデータ
監修など活動は多岐にわたり、カルチャーサロンの講師もしている。2001年より関西
発NHKラジオ深夜便「懐かしのSP盤コーナー」(a.m.2:05~)に音源・解説を提供。
単著は「貴志康一 永遠の青年音楽家」(国書刊行会、2006)。09年秋に講談社より
2冊目の単著「ニッポン・スウィングタイム(仮)」を刊行予定。
http://www.h4.dion.ne.jp/~kishi_k/

貴志康一 永遠の青年音楽家20世紀破天荒セレブ―ありえないほど楽しい女の人生カタログ鉄子の部屋

2009年2月10日 (火)

No_01「コンテンツ・メディア業界の1998年問題」津田大介xいしたにまさきx速水健朗

昨年からお伝えしていたように、今年から月1回のペースで「夜のプロトコル」という定期的なイベントを開催していく予定ですが、その第一回目の開催の日時が決定しました。

■夜のプロトコル・アカデミー:講座01回

「コンテンツ・メディア業界の1998年問題」

【レジュメ】
新聞がもっとも売れていた時代はいつ? 雑誌は? 音楽CDは? 
新聞と雑誌は1997年、音楽CDは翌年の1998年がピーク。以後、常に前年割れで落ち続け、現代に至っている。実はTVゲーム市場も、同じように1997年をピークに一時は売り上げが降下していたのだけど、2007年にDS、Wii効果で過去最高規模を記録。もし、これがなければ音楽CDや雑誌と同じような状況にあっただろう(グラフで見ると明白)。

なぜか誰も言ってないことけど、コンテンツ業界が1997年をピークにして、1998年から軒並み売り上げを落していくという「1998年問題」が存在するのだ(音楽の場合、1998年は浜崎あゆみ、椎名林檎、宇多田ヒカルとビッグネームが立て続けにデビューしたマジックイヤーだったせいもあってか1年遅れている)。

では、この1997~98年に一体何が起ったのか? 

コンテンツ市場がピークにあった1997年とは、アジア通貨危機や山一証券の自主廃業などに代表される、バブル崩壊に始まる経済状況悪化の底だった時期であり、日本の労働者人口がピークを迎えた時期であり、インターネットの普及初期であり、携帯電話端末の普及率が50%を超えた年である。

そして、安室奈美恵が「出来ちゃった結婚」を宣言したのも1997年。アイドルの出来婚など今となっては珍しくないが、当時は前代未聞(あくまで、Babeの二階堂ゆかりさんの例を抜かせばだが)。アイドルという存在自体のパラダイムシフトであった。

1998年は、Googleが創業し、アップルに復帰したばかりのジョブスがiMacを発売し、ナップスターが開発され、初のMP3プレイヤー(mpman)が登場したなど、ITの世界で画期的な発明が相次いだ年だった。

第一回『夜のプロトコル』では、こうした「コンテンツ・メディア業界の1998年転機説」をテーマに、この時代に起きたあらゆることを分析し、1998年転機説を存分語り尽くします。
イベント登壇者は、『夜のプロトコル』の立ち上げメンバーでもある、津田大介、いしたにまさき、速水健朗の3名です。

【日時】2009年3月6日(金) 19:00~
【場所】高円寺「SALON by マーブルトロン」(マーブルトロンカフェ2F)
〒166-0003東京都杉並区高円寺南 2-14-2 2F [Google Maps]
TEL:(オフィス)03-5377-1300  (店舗)03-5934-8106
http://www.marbleweb.net/salon/

【最寄り駅】東京メトロ丸ノ内線新高円寺駅より徒歩3分
JR 高円寺駅南口より徒歩10分
【料金】2000円(1ドリンク付き)
・イベント後のパーティを予定しています(会費別途)
・定員は約50名です。場合によっては立ち見になる場合もあります。ご了承ください。
【予約方法】
この下の予約フォームにて。何か質問などありましたら事務局宛にメールをください。事務局アドレス=
yorutoko@gmail.com

・津田大介  ジャーナリスト。1973年生まれ。IT・コンテンツビジネスや著作権をフィールドに新聞や雑誌に多数の原稿を寄稿。MIAUやthink Cなど、ネットを活用した新しい社会運動の発起人としても知られる。『音楽配信メモ

・いしたにまさき  ライター&ブロガー、株式会社ニューズ・ツー・ユー取締役。1971年生まれ。ブログ『みたいもん!』 を運営。他ブロガープロジェクト多数運営。共著『マーケティング2.0』『クチコミの技術』。2007年第5回 Webクリエーション・アウォードWeb人ユニット賞受賞メンバー。2002年メディア芸術祭・特別賞受賞メンバー。テレビ出演:NHK「クローズアップ 現代 "カリスマ"続々登場!ブログ新時代」。

・速水健朗  編集者・ライター。『タイアップの歌謡史』『ケータイ小説的。』など、主にメディア周辺文化の研究を中心に活動したりしなかったり。『犬にかぶらせろ!

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティングマーケティング2.0タイアップの歌謡史 (新書y)だれが「音楽」を殺すのか? (NT2X)

2008年12月11日 (木)

12日について追記

もう明日がイベント当日ではありますが、多少まだ入るスペースがあるようなので、立ち見でよいという方がいましたら、若干名募集したいと思います。yorutoko@gmail.comまでメールにてご予約ください。

また、明日おいでになる予約済みのお客さまへ。道が多少わかりづらいかもしれませんので、おいでの際にはできれば下のリンク先の地図をプリントアウトして持参いただければ確実かと思います。

■夜のプロトコル・アカデミー:プレ講義00回

「郊外、東京、バイオレンス」深町秋生 x 速水健朗

【日時】2008年12月12日(金) 19:00~
【場所】 ::::イベントスペースCo-Net::::→MAP
最寄り駅:東京メトロ銀座線「三越前」駅、東西線「日本橋」駅
東京都中央区日本橋小網町18-4大建ビル8F 
【料金】1000円

2008年11月19日 (水)

NO_00「郊外、東京、バイオレンス」深町秋生 x 速水健朗

■夜のプロトコル・アカデミー:プレ講義00回

「郊外、東京、バイオレンス」深町秋生 x 速水健朗

【レジュメ】
気鋭のバイオレンス作家・深町秋生。彼がこれまでに発表した三冊の小説は、どれも郊外が舞台になっている。彼は、荒廃した日本 の未来象としてとらえている国道16号線的ロードサイドをどのように見ているのか? また、彼の最新作の『東京デッドクルージング』は、題名に「東京」と あるように、東京が舞台である(といいながらも、主な舞台は東京郊外なのだが)。深町がこの作品のための取材で見た東京とはどのようなものだったのか?  さらに、2016年の東京オリンピック開催間近の近未来を舞台にした理由(『AKIRA』や『パトレイバー』は意識しているのかとか)。その辺について聞 き出していきたいなあと思ってます(速水健朗)。

 

【日時】2008年12月12日(金) 19:00~
【場所】 ::::イベントスペースCo-Net::::→MAP
最寄り駅:東京メトロ銀座線「三越前」駅、東西線「日本橋」駅
東京都中央区日本橋小網町18-4大建ビル8F 
【料金】1000円
【予約方法】yorutoko@gmail.com まで、参加人数とお名前を明記の上、メールしてください。

*このイベント応募数は定員に達しましたので、募集は一旦止めさせていただきます。ありがとうございました。(2008年11月28日)

ヒステリック・サバイバー [宝島社文庫] (宝島社文庫 C ふ 1-2) 果てしなき渇き (宝島社文庫 577) 東京デッドクルージング このミス大賞シリーズ ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち

深町秋生:1975年生まれ、小説家。『果てしなき渇き』で、第三回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。以後、『ヒステリック・サバイバー』『東京デッドクルージング』を発表。

速水健朗:1973年生まれ、ライター・編集者。ケータイ小説、郊外、ヤンキーを研究対象とした『ケータイ小説的。“再ヤンキー化”時代の少女たち』を今年6月に発売。いまいち売れていない。